ヒロシニコフ / ホラー映画超近現代史【本】

販売価格 3,080円(税込)
購入数

何故いまホラー?
拷問ホラー、POV/モキュメンタリー、ソーシャル・スリラー、アートハウス・ホラー、フェミニズム・ホラーほか
2000年代以降の潮流を網羅した〈現代ホラー完全ガイド〉

映画ライター、批評家、翻訳者、映画監督、映像制作者、字幕翻訳家、配給会社代表・宣伝、映画ソフト専門店店主、映画雑誌編集長、YouTuber、サタニストら、ホラー映画のエキスパートが語りつくす!

ヒロシニコフ
1992年生。ライターとしてホラー映画評を中心に雑誌、書籍、映画パンフレット、WEBメディアへの寄稿多数。日本未公開の残酷ホラー映画・カルト映画を専門に映像ソフトをDIYリリースするレーベルVIDEO VIOLENCE RELEASINGの代表を務める。残酷ホラー特化型の映画祭「ゴアフェス」の主催など、映画上映企画のプロモーターとしても活動中。

〈GUESTS〉
高橋ヨシキ / 小林真里 / 山崎圭司 / 伊東美和 / 人間食べ食べカエル / 岡崎喜之 / 町山智浩 / 上條葉月 / 小島朋美 / 大石盛寛 / 涌井次郎 / 中原昌也 / 後藤護 / アズ・レプヴァンテール / 星野和子 / 柳下毅一郎 / 西川亮
(in order of appearance)

〈収録内容〉
【2000年代編】
1章 残酷映画「トーチャー・ポルノ」から始まったホラーの復興
〈対談〉「死にざま」のエンタメ化 (ゲスト: 高橋ヨシキ)
〈コラム〉『ソウ』のアフターエフェクト――スプラット・パックの登場

対象作品:『ファイナル・デスティネーション』『ソウ』『ホステル』『マーダー・セット・ピーセス』ほか

2章 「肉と血」の饗宴――ニューウェイヴ・オブ・フレンチホラーとニュー・フレンチ・エクストリミティ
〈対談〉フレンチホラーの新しい波 (ゲスト: 小林真里)
〈コラム〉『ハイテンション』が切り拓いた道――フレンチホラーの最前線 (フロンティア)

対象作品:『ハイテンション』『屋敷女』『フロンティア』『マーターズ』ほか

3章 よみがえるレザーフェイス、ジェイソン、ブギーマン――量産されるリメイク映画
〈対談〉激論! リメイク映画ってどうなのよ? (ゲスト: 山崎圭司)
〈付録〉オリジナルとリメイクの製作費および評価比較

対象作品:『ザ・リング』『テキサス・チェーンソー』『蝋人形の館』『ハロウィン』ほか

4章 ゾンビ・ホラーの増殖
〈対談〉ゾンビは死なない (ゲスト: 伊東美和)
〈コラム〉こんなゾンビもいた! ブームに咲いた徒花たち

対象作品:『バイオハザード』『28日後…』『ドーン・オブ・ザ・デッド』『ランド・オブ・ザ・デッド』ほか

5章 現実を攪乱する――POV、ファウンド・フッテージ、モキュメンタリー
〈対談〉「嘘」の「本当」がつくる恐怖 (ゲスト: 人間食べ食べカエル)

対象作品:『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』『パラノーマル・アクティビティ』『クローバーフィールド HAKAISHA』『レイク・マンゴー アリス・パーマーの最期の3日間』ほか

6章 ジャンルの異種交配――ハイブリッドのゼロ年代
〈対談〉混ぜるなキケン! (ゲスト: 人間食べ食べカエル)

対象作品:『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ALIENS エイリアンズ』『The FEAST ザ・フィースト』『ドゥームズデイ』ほか

7章 メディアとホラー映画 PART 1――DVDの黎明期 (ドーン・オブ・ザ・DVD)
〈対談〉DVD市場を沸かしたスプラッター (ゲスト: 岡崎喜之)

【2010年代編】
8章 ソーシャル・スリラー――ホラー映画が描く差別・格差・陰謀論
〈対談〉現実はホラー映画よりも怖い!? (ゲスト: 町山智浩)

対象作品:『ゲット・アウト』『セルビアン・フィルム』『パージ』『ザ・ハント』ほか

9章 アートハウス・ホラー
〈対談〉A24の台頭 (ゲスト: 小林真里)
〈コラム〉フォークホラー――テン年代に蘇る土着の恐怖

対象作品:『ババドック 暗闇の魔物』『イット・フォローズ』『ウィッチ』『ヘレディタリー 継承』ほか

10章 「作家性」で魅せる映画スタジオたち
〈対談〉ブラムハウス、NEON、IFC――新しい恐怖を紡ぐ個性派スタジオ (ゲスト: 小林真里)
〈付録〉個性派スタジオ案内

対象作品:『ムカデ人間』『ヘルケバブ 悪魔の肉肉パーティー』『スプリット』『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』ほか

11章 形而上学的ホラー
〈対談〉なんだかわからないけど怖い (ゲスト: 上條葉月)
〈コラム〉怖い家――外から見るか、内から見るか
絶対禁止ホラー――見るな! 寝るな! 音を立てるな!

対象作品:『イット・カムズ・アット・ナイト』『マザー!』『ライトハウス』『ミッドサマー』ほか

12章 フェミニズム・ホラー
〈対談〉ファイナル・ガールは誰がために戦う (ゲスト: 小島朋美)

対象作品:『RAW 少女のめざめ』『REVENGE リベンジ』『ハッピー・デス・デイ』『レディ・オア・ノット』ほか

13章 マンブルゴアと新鋭監督
〈対談〉「マンブルゴア」と呼ばれし映画制作者たちの輪 (ゲスト: 大石盛寛)
〈コラム〉マンブルゴアの輪の外で――もうひとつの独立系ホラー映画史

対象作品:『ハウス・オブ・ザ・デビル』『キル・リスト』『サプライズ』『キャビン』ほか

14章 正統派ホラーの復権――悪魔の棲む家から死霊の憑く館へ
〈対談〉ビデオショップのカウンターから見つめて (ゲスト: 涌井次郎)

対象作品:『死霊館』『オキュラス 怨霊鏡』『トマホーク ガンマンvs食人族』『ザ・ヴォイド 変異世界』ほか

15章 「リメイク」から「リブート」へ
〈対談〉手堅いことばかりやってたらダメ! (ゲスト: 中原昌也)
〈付録〉中原昌也セレクション――この映画のリブートが観てみたい!

対象作品:『ピラニア3D』『死霊のはらわた』『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』『サスペリア』ほか

16章 メディアとホラー映画 PART 2――Who will survive, and what will be left of them?
〈鼎談〉「怖い」を届ける配給・宣伝という仕事 (ゲスト: キム&やま)

【2020年代編】
17章 古典志向と長尺化――純然たる恐怖の時代
〈対談〉解明! 大作ホラー「120分超え」の謎 (ゲスト: 後藤護)
〈コラム〉非線形なストレート――「ザック・クレッガー流」が新たなスタンダード?

対象作品:『透明人間』『ノスフェラトゥ』『NOPE ノープ』『罪人たち』ほか

18章 “コンセプチュアル” なホラー――配信・YouTube時代の怪異
〈対談〉犬視点、迷惑配信者、真っ暗闇、昆虫パニック! (ゲスト: アズ・レプヴァンテール)
〈コラム〉PLAY ▼『V/H/S』――名物オムニバスから見えてくるホラー映画の環境変化

対象作品:『サイコ・ゴアマン』『DASHCAM ダッシュカム』『SKINAMARINK スキナマリンク』『TALK TO ME トーク・トゥ・ミー』ほか

19章 “異形の殺人鬼” ホラー・アイコンの復活
〈対談〉はんけんぎれホラーのゆかいななかまたち (ゲスト: 人間食べ食べカエル)
〈付録〉GORY GLORY――アート・ザ・クラウン成功への道のり
偏愛! ゼロ年代以降のスラッシャー糠星たち
〈コラム〉“ホラー界のサラブレッド” オズ・パーキンスの歪な世界

対象作品:『テリファー』『ブラック・フォン』『スクリーム』『サンクスギビング』ほか

20章 「個人」に寄り添う恐怖
〈対談〉SNSに憑りつかれた「わたし」がこわい (ゲスト: 星野和子)
〈コラム〉時代と共に変容するボディ・ホラーのかたち

対象作品:『シック・オブ・マイセルフ』『バーバリアン』『Pearl パール』『サブスタンス』ほか

21章 悪魔崇拝者はいつもそこに――サタニック・パニック・リヴィジットの20年代
〈対談〉ポスト・パンデミックを襲う悪魔禍 (ゲスト: 柳下毅一郎)
〈コラム〉ロングレッグスとグラディスおばさんが示す、恐怖の現在地

対象作品:『ロングレッグス』『WEAPONS ウェポンズ』『28年後… 白骨の神殿』『ゼイ・ウィル・キル・ユー』ほか

22章 メディアとホラー映画 PART 3――青紫の光線 (ブルーレイ) を放つ物理メディアのゆくえ
〈対談〉勇敢なアーカイブ保存者たちに幸あれ (ゲスト: 西川亮)


装画: Brianna Miller
挿絵: きっと
装丁: 小沼宏之 (Gibbon)

Your recent history