型番:Episode Sounds / EPISODE-008
“俺はTestorsをやる時に一つだけ決めてた事があるんだ、それは絶対このバンドの音楽をしょうもない音楽業界の商品なんかにしないと言う事。それは作曲面にもかなり影響していて、俺は当時の嘘っぱちな歌詞の乗ったしょうもない商業的な音楽にうんざりしてた。俺は自分のその時に感じてた怒りや衝撃や本当に今目の前で起こってる真実を歌いたかった。当時の世間ってやつもクソだと思ってたし、Testorsの音楽がそんな中で売れる訳無い事も分かってた。でも売れる売れないとか俺にとってはどうでも良い事で、俺にとって重要だったのはどれだけ本物の真実を歌った音楽が作れるかと言う事、それがすべてだった。”
1980年、Drive In Publishingからの7inch「Together/Time Is Mine」を1枚のみ残して解散したTESTORS。90年代のKilled By Death、Back To Frontの発掘音源リリースが連発されていた90年代、TESTORS期の未発表音源が複数リリースされ、TESTORSとしての全容が明らかになりました。Incognitoからリリースされた10インチ2枚、その後のコンプリートLP、SwamiからのコンプリートレコーディングスはTESTORSとしての全てが詰まっているまさに発掘音源でしたね。当時7インチが1枚のみのリリースというのが嘘のような曲の数にクオリティ、まずこれにびっくりしたと思います。
TESTORSのフロントマンSONNY VINCENTはTESTORS以降、いくつかのバンドを結成、Model PrisonersではBob Stinson(The Replacements)と(Shotgun Rationaleでも)、Shotgun RationaleではWayne Kramer(MC5), Cheetah Chromeと共演、シングル/アルバムを90年代までリリース、その後ソロとしてもCaptain Sensible(The Damned)、Cheetah Chrome(Dead Boys)、Scott&Ron Asheton(The Stooges)、Moe Tucker&Sterling Morrison(Velvet Underground)、Rocket From The Cryptなどなど、あげればキリがないほど多数共演し、現在はバックバンドを抱え精力的に活動しています。
今回、そのSONNY VINCENTが9月に来日するにあたり、彼の今までの経歴の中から選んだ曲を集めた編集盤をリリースします。TESTORS期はもちろんのこと、Model Prisoners、Shotgun Rationale、その後のソロ(これがホントに素晴らしい!)から最新のSONNY VINCENT & THE BAD REACTIONS、TESTORS以前にSONNY VINCENTが活動していたFURYの音源まで彼の音楽人生を網羅したコンプリート音源となっております。
また今年に入りレコーディングされた未発表曲も含む来日ツアー目前強力盤、SONNY VINCENTが好きな人もこれがSONNY VINCENT入門編として購入される方もまずはこのしびれるような曲の数々を浴びて来日ツアーに来てください。
1. Knifeman
2. I’m Allowed
3. Stare Down
4. Sick On Yesterday
5. Do What I Want
6. Funny Now(She Blew It)
7. Don’t Tell Me
8. 1, 2, 3 Boom
9. Twilight(Starry Eyes, Starry Night)
10. Always A Catch
11. Dedication
12. Tired Of The Telephone
13. Together
14. Good Ideas
15. Flying
16. Yesterdays News
17. 2 Years 1 Joint
18. Full Circle
19. I See
20. I Don’t Care Anymore
21. You Don’t Break My Heart
22. Bad Attitude
23. Greedy Fuckers
24. Primal Call
25. Time Is Mine
26. Lonely Nights
27. Snort My Snot
(インフォメーション)