型番:Dark Entries - DE-359
Darlynnは、Daria Lourd(別名Bored Lord)と、その妻でありボーカリストのJaelynn Wallsによる、オークランドを拠点とするデュオ。溢れ出るようでいて内省的なサウンドを通じて互いを見出し、自分自身をも見つめ直していく二人のクリエイターによる、レズビアンのラブストーリーです。自宅で2年の歳月をかけて制作された本作は、DariaとJaelynnの恋愛関係の歩みと、進化し続ける二人の創造的な衝動を物語っています。
DarlynnはJanet JacksonやSly & the Family Stoneから、Frankie KnucklesやLarry Levanに至るまでの自らの音楽的ルーツを、洗練され、完成度が高く、かつ明確にクィアなスタイルで表現しており、そこにはダンスフロアでの歓喜に満ちた瞬間が溢れています。「Make Yr Move」や「Like A Summer」といったトラックはAlleviated Recordsを彷彿とさせるディープ・ハウスのヴァイブスを称え、「Girl 2 Girl」や「Alright With Me」では官能的なR&Bの要素が発揮されています。しかし、その喜びの物語の中には切望や憧憬も存在し、「どうすれば私を愛してくれるの?」という問いかけも浮かび上がります。
単なる「girl meets they/them」の理想的な物語にとどまらず、愛の多面的な瞬間――関係を深めようとする試み、歳月とともに停滞する時間、欲望のワームホール――を描き出しています。それでもなお、アルバムは"希望"というテーマを貫いています。ラストを飾る「Love Letter」の甘美で幾重にも重なるハーモニーは、人生のパートナーであることの力を示しています。
「私の人生のすべてが、あなたへのラブレター」
『Dyke Den』のアートワークはHailee Vaが手掛け、スリーブ・デザインはEloise Shir-Juen Leighが担当しました。Darlynnによる最後の宣言はこうです。
「私たちは皆、欲望の生き物であり、愛のためだけに存在しているのです。」
A1. Make Yr Move
A2. Girl 2 Girl
A3. The Feeling
A4. On My Side
B1. Can't Sleep
B2. Like A Summer
B3. Alright With Me
B4. Love Letter