Roberto Cacciapaglia / Sei Note In Logica【新品 LP】

販売価格 4,180円(税込)
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型番:Superior Viaduct - SV202



Roberto Cacciapagliaはイタリアの作曲家兼ピアニストであり、1970年代のミラノの豊かな前衛シーンでキャリアをスタートさせた。このシーンには Franco Battiato, Giusto Pio, Lino Capra Vaccina, Francesco Messinaらが名を連ねていた。音楽院で学んだ後、彼はイタリア国営放送(RAI)の音楽音声学スタジオで働いた。このスタジオは、ドイツのNDR/WDR、フランスのGRM/IRCAM、BBCラジオフォニック・ワークショップに類似した電子音楽研究所であった。

1979年に初リリースされた「Sei Note In Logica」は、Cacciapagliaの2作目のアルバムである。デビュー作「Sonanze」がアンビエントなミニ・サウンドトラックの数々を提示したのに対し、「Sei Note」は単一でうねるような楽曲を提示する。有限の音符セットに基づくこの作品は、その制約こそが可能性の組み合わせと魅惑的な音色(マリンバ、弦楽器、リード楽器、人の声)を巡る壮大な旅の出発点となっている。

Steve Reichの「18人の音楽家のための音楽」と同様に、「Sei Note」の歓喜に満ちた実験は絶え間ない変奏に根ざしている。複数の楽器によって重層化される非反復パターンが精妙に重ねられ、電子音響信号は内臓的な効果を通じて変容し、さらに屈折していく。この概念的枠組みにおいて、Cacciapagliaは「アコースティックvs電子」「旋律的vs不協和」「単純vs複雑」といった硬直した二項対立を並置するよりも、それらを融合させて拡張的な全体像を構築する。

ミニマリズムへの着想から始まった研究が、20世紀音楽における大胆な偉業へと発展した。「Sei Note In Logica」は深く誠実であると同時に、非常に遊び心に満ちている。片足を過去にしっかりと置き、もう片足をテクノロジーに浸したCacciapagliaの影響は、Jim O'Rourke, Fennesz, Ben Vidaの作品にも聴き取れる。

A. Sei Note In Logica - Parte I
B. Sei Note In Logica - Parte II

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