Karma Sutra / The Daydreams Of A Production Line Worker【新品 LP】

販売価格 3,850円(税込)
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型番:Sealed Records - SEAL-024



Karma Sutraは、1987年に自主レーベルParadoxical Recordsから唯一のアルバムをリリースした時点で、すでに5年の活動歴があった。「The Daydreams of a Production Line Worker」はバンドの活動が終わる間際に発表された作品であり、それまでに残されたのはデモ音源数点と、ConflictのレーベルMortarhateからリリースのコンピレーション収録曲のみであった(それらの音源は、同じくSealed Recordsからリリースされた"Be Cruel With Your Past And All Who Seek To Keep You There"コンピレーションにまとめられている)。スタジオ入りした頃には、カルマ・スートラは音楽的翼を広げつつあった。ストレートなアナーコ・サウンドから、より濃密で思索的な領域へ移行し、ポストパンクの装飾や陰鬱な雰囲気をアジテーション・プロパガンダの政治的スタンスに加えることで、当時最も特異なコンセプト・アルバムの一つを生み出した。そこではシチュアシオニスト的政治思想と、最も野心的なアナーコ・パンク・サウンドが交錯している。

本作はシェフィールドのVibrasound Studioで録音され、UK DECAYのSteve Sponが共同プロデュースを担当。既に複雑な作品にさらなる深みを加えた。

当時、パンクに対する硬直した姿勢から「The Daydreams Of A Production Line Worker」はリリース時にほとんど注目されなかった。しかし時が経つにつれ、このアルバムの重要性は増していった。野心とメロディ、そしてCHUMBAWAMBA、 THE MOB、THATCHER ON ACID といった、考えさせられるような歌詞を備えた作品群と並べても遜色ない一作だ。

この再発盤には、当時同梱されていた28ページのブックレットをも完全復刻。バンドはこれをアルバムのコンセプトを理解する上で不可欠な要素と位置付けていた。時に難解で思考を促す内容であり、階級抑圧、ジェンダー、文化的洗脳、刑務所闘争など、資本主義社会の病弊をアナキスト的視点から記述。日常生活革命を提唱するシチュアシオニズム理論に沿った内容となっている。

A1. Roleplay
A2. Intelligent Life
A3. Pillow Talk
A4. The Package
A5. Dismantle The Lie
A6. Absent Friends
A7. The Spectre Of Capitalism
B1. The Very Last Night Of The Proms
B2. When The Music Stops
B3. Indifference Kills
B4. Shroud
B5. Collectivise
B6. Goodbye Cruel World
B7. Masters And Slaves

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