Parade Ground / The Golden Years【新品 LP】

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型番:Dark Entries - DE-018



Parade Groundは、1981年にベルギーのブリュッセルで結成されたJean-MarcとPierre Pauly兄弟によるデュオ。Post Punk、Coldwave、ダダ、シュルレアリスムから影響を受けたParade Groundは、脈打つシンセサイザー、骨っぽいギター、重厚なベース、そして最もメロディアスでエモーショナルな楽器であるJean-Marcの表現力豊かなボーカルを通して、苦悩、緊張、そして怒りを表現している。「The Golden Years」は、Parade Groundのキャリアを網羅した全11曲のコレクションで、長らく廃盤となっていた7インチと12インチのシングルに加え、1982年から1988年にかけてエモーショナル・ボディ・ミュージックの先駆者たちが制作した貴重なコンピレーション・トラックを収録。

Parade Groundは82年に「Nationale Rockmeeting LP」を初リリース、その年、兄弟はFront 242のDaniel B.とPatrick Codenysに出会い、現在まで続く協力関係が始まった。83年、彼らはNew Danceレーベルから3曲入デビュー7インチ「Moan On The Sly」をリリース。これは音楽的にはJoy DivisionとFad Gadgetのハイブリッドだった。
84年には、エレクトロニック・ボディ・ミュージックの世界をさらに探求、3曲入りのEP「Man In A Trance」と、ライブ・コンピアルバム「Mask Promotion」を、Front 242のMask Musicレーベルからリリース。翌年、当時最新鋭のモジュラーシンセサイザーをDaniel B.がプログラムし、Flo Sullivan(A Formal Sigh、Shiny Two Shiny)をバックボーカルとして迎えた「Took Advantage/Moral Support」の12インチをリリース。そして1987年、兄弟はイギリスのポストパンクバンドWireのColin Newmanとコラボし、2曲(「Moans」「Action Replay」)のプロデュースとボーカル、ギター、キーボードを担当。

一方Daniel B.は、Tears for Fears, Modern English, Echo & The Bunnymenらの80年代アンセムと肩を並べるEP「Dual Perspective」のB面「Gold Rush」をプロデュース。88年ついにデビューアルバム「Cut Up」がPlay It Again Sam Recordsよりリリースされ、シングル「Strange World」と「Hollywood」も収録されている。93年、兄弟はFront 242の2枚のアルバム「Up Evil」と「Off」のボーカルを担当、作曲も手掛けた。

15年の沈黙の後、2007年に2枚目のアルバム「Rosary」をリリースし、今も新曲を書き続け、ダークなダンスクラシックの膨大なカタログを携えてツアーを行っている。各LPには、歌詞、ディスコグラフィー、写真、そしてFront 242のDaniel B.によるライナーノーツを掲載した6ページのプレスキットが付属。
本作を辿らずして、ベルギーのエレクトロニックミュージックの歴史を語ることはできない。

A1. I Shut My Eyes
A2. Moan On The Sly
A3. Retired
A4. Fall Incognito
A5. Moral Support
A6. Took Advantage
B1. Gold Rush
B2. Action Replay
B3. Moans
B4. Strange World
B5. Hollywood

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