型番:Not Lost - AK47LP
AK47またはTottenham AK47は、1980年代後半から1990年代初頭にかけて北ロンドンで結成されました。彼らはロンドンにおけるスクワッティング・ギグ・シーンで即戦力として登場し、パンク、スカ、レゲエを融合させながら、強い政治的・社会的なアナキスト的なメッセージを掲げました。バンドはロンドンで瞬く間に人気を博し、Radical Dance Faction、 Back to the Planet、 Culture Shockらと肩を並べる存在となりました。
91年にRugger Bugger Discsから発売された「Don't call me Vanilla」は、リーディングのThe Refugeスタジオでジム・ウォーレンによって録音・プロデュースされました。ダブ・パンクの堅固な基盤を軸に、漂うフルートの音色とエフェクトがミックスされながら、歌詞面ではアナキストのルーツに忠実な内容となっています。
年月を経てアルバムは伝説となりましたが、再発されることはありませんでした。今回32年を経て、バンド、Rugger BuggerのSean、Not Lostらで、オリジナルと全く同じ仕様でこの名作が再発されます。カラー盤ではなく、同じ歌詞インサート付きの黒盤。オリジナル・テープからリマスターされ、Bandcamp経由のダウンロードには『One Hand』の2つの追加ダブ・バージョンが付属します。
A1. Downward Spiral
A2. Bastard Restart
A3. One Hand
A4. Spirit Of Resistance
A5. Tiocfaidh Ar Lá
B1. Chillin'
B2. God's Man
B3. Cop Cars
B4. Tottenham Three