型番:Dark Entries Records - DE-312
Dark Entriesよりカルト集団Ike Yardの未発表アルバムをリリース。
Stuart Argabright, Michael Diekmann, Kenneth Compton, and Fred Szymanski からなるIke Yardは、Neue Deutsche Welleのしなやかなプロト・ボディ・ミュージックと、ニューヨークのNo Waveの仲間たちの砕けたグルーヴの間に位置する。バンドの初期活動は短かったが、目を見張るものがあった。1981年にLes Disques Du Crépuscule からEPをリリースし、1982年にはFactoryから伝説的なセルフタイトルのLPをリリース。「Ike Yard」のリリース後、彼らはKorg MS-20やRoland TR-808など、今やクラシックとなったアナログ楽器を駆使するようになる。ますます挑戦的になる彼らの音楽を、リリースできない業界のペースの遅さに苛立ち、1年以内に解散した。「1982」には、おそらくバンドの2枚目のLPとなったであろう10曲が収録されているが、このうち4曲だけが、2006年にAcute Recordsからリリースされた「1980-82 Collected」で既発となっている。
アルバムには、飯田誠によるバンドのライヴ写真と、スチュアート・アーガブライトによるライナーノーツが挿入されている。
A1. Facile
A2. Dancing + Slaving
A3. War=Strong
A4. Agua (Diablo)
A5. S.I. (I Couldn't See)
B1. A Dull Life
B2. We Are One
B3. I Killed Picasso
B4. Freighter
B5. Wolfen